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Our Core Competence

Our Strategy

事業領域/Business Domain

私たちは、事業の再生及び事業が成長の踊り場にいる中堅及び中小企業を対象に、当該企業の経営者及び社員、金融機関との利害を一致させ、再生・成長に向け緊急性の伴った両社の協力関係を短期間に作り上げ、ステークホルダー全員が“コミット”した状態で再生・成長への第一歩を踏み出す『再生ベンチャー・ビジネス』(資金調達までを範囲に入れたハンズオン型の再生コンサルティングサービス)を事業ドメインとしています。

顧客ニーズへの対応/Client Needs

私たちは、以下のニーズに対応できるメソッド(Our Core Competence参照) を提供いたします。
□ 短期間での収益改善が求められている
□ 実現可能性の高い抜本的な事業計画を策定(コスト削減及び売上改善施策を盛り込んだもの)したい
□ 再生に向け次世代経営者を社内から抜擢し早期に育成したい
□ 事業をマネジメントする仕組みを組み込みモニタリングできるようにしたい
□ 市場環境の変化により、これまでのやり方から脱却し新しい事業モデルや成長戦略を構築したい
□ 国内市場の成熟化、円高による競争力低下などにより成長するアジア、EU市場へ進出したい
□ アジア、EU市場で業務提携できる企業を探したい(仕入ルート、販売先ルートを確保をしたい)
□ 事業再構築(リストラ)及び新規事業に必要な資金調達をしたい(ファンド資金の調達や産活法の認定等)

Our Approach

○ 再生計画の立案・実行支援 / Turnaround Management

◆ビジネス・デューデリジェンス(収益改善余地金額の算定)
現状の事業収益力を明確にした上で、当該事業が抱えるオペレーション上の問題を定義し、その問題を解決した場合の収益改善余地金額をコスト・売上高の両面から算出し、その改善のための手法、条件、シナリオを明らかにします。
具体的な支援内容
(1)「悲観的予測」で赤字になる事業・製品・サービスを特定
(2)「悲観的予測」でも黒字になる事業・製品・サービスの特定
(3)改善余地を見極めたうえで事業利益額の算出
(4)事業利益額に見合った本社経費の削減余地の算出や全社営業利益額の算出

◆実現可能な抜本的な再生計画の策定
金融機関、再生支援協議会等からの支援・協力を必要とする経営状況に直面している中堅企業・中小企業で発生する様々な問題に対して、財務面での安定と企業の収益面の改善を最優先とする“抜本的”な再生計画の迅速な策定を行います。
産活法の認定を得るために必要な再生計画の策定や再生支援協議会からの支援取り付けのための対応を行います。

◆収益構造改革の施策立案とその実行支援
予防的にマネジメントすべき管理指標・目標数値を設定しモニタリングできる仕組みを開発したうえで、事業再生を担う再生チームの組成を行います。
策定した再生計画のP/L達成に向けたコストカット、収益改善に向けた具体的な施策立案・実行を支援します。

◆メインバンク等の金融機関との積極的な連携・リストラに伴う課題への対応
バンクミーティングへの対応、再生支援協議会の対応及び活用支援、産活法申請に向けた支援などを通じ早期再生を支援します。

◆産活法(産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法)の申請から設定までの業務支援
行政当局及び中小企業整備基盤機構への事前相談・説明、認定に必要な事業再構築や事業革新に向けた事業計画の策定、B/S・P/Lの作成、リストラ計画及び売上改善の施策立案、メインバンクとの連携までのすべての業務を支援いたします。

○ 企業価値の向上 / Value Up

◆成長戦略の策定と実行支援
競合他社と差別化できるビジネスモデルの創造、自社商品・サービスの価値の明確化、ブランド戦略、マーケティング戦略、 販売戦略等を踏まえた成長戦略とその実現に向けた具体的な打ち手(施策)を策定し、収益の改善を迅速に実行いたします。

◆マネジメントの仕組み及び人事制度の構築・導入による“組織修復”の支援
ターゲットとする収益改善の目標値・指標のマイルストーンを設定し、迅速に目標達成できる効果的なマネジメントの仕組み(PDCA)やモニタリングの仕組み、リストラ後の社員のモチベーションを高める人事制度の導入など、事業の生産性を効率的に高め「組織修復」を行います。

◆財務的視点から企業価値向上支援
企業価値算定に必要な財務情報分析とキャッシュ・フロー分析を実施、将来事業計画を客観的に検証することでより説明力ある企業価値を導き、それをベースに更なる価値向上に向けた提案を実施します。

○ 再生ベンチャービジネスへの投資・JV設立支援 / Post-restructuring Venture Business

◆新規事業の芽の発掘及びプラニング
再生途上にある中小企業の既存ビジネスの収益性を盤石にしたうえで、新たなビジネスモデルの構築を行います。
新たなビジネスモデルの導入を“実験的”に稼働させ、その将来性を検証します。
実効性が検証された場合は新たなビジネスモデルを軸とした事業計画・資本政策の立案を行います。

◆必要資金の調達支援
検証されたビジネスモデルを成長させるために必要となるファイナンススキームを構築します。
再生途上にある中小企業を資金面で支援いたします。

◆成長が見込まれる新規事業への投資(レジリエンスインベストメント)
弊社とのJV設立や合同会社レジリエンスインベストメンツによる当該企業へのエクイティー投資を行います。

◆「ハンズオン」による新規事業の商品開発・販路開拓・販売促進の戦略立案と推進
新規事業を成長させるうえで特に重要となる「商品開発」「販路開拓」「販売促進」についてハンズオンで推進します。

○ 中小企業の海外進出の実行支援 / Mid-Small Company Going Global

◆進出先国内での仕入れ及び販路となる提携可能企業の抽出及び提携形態の立案
進出先国内における仕入先企業、販売先企業の具体的な抽出から折衝・提携形態の素案作りまでを支援します。

◆海外事業計画・資金調達計画の立案と実行支援
資金調達計画、事業計画の立案、モニタリングシステム及び海外での事業運営の体制構築に向けた取り組みを支援します。

○ IPO(株式公開)実行支援 / Implementation Support for Initial Public Offering

◆IPOに向けた羅針盤としての支援
IPOに向けた現状分析を行い、“経営者の思い”を実現するIPOスケジュール及び課題解決、実行体制構築といったIPO羅針盤としての支援を実施します。
◆第二創業期、再生ベンチャー企業のIPO支援
ベンチャー企業のみならず、第二創業期にある会社や再生・事業立て直しからIPOを目指す企業におけるIPO実行支援を実施します。

◆海外市場におけるIPO支援
海外でIPOや資金調達を考えている企業の相談対応や実行における課題解決、実行支援を実施します。

○ 財務・経理機能強化支援 / Strengthening Support of Financing and Accounting function

◆経営者の意思決定を支える財務・経理の機能強化支援
経営者が的確かつ迅速に意思決定できるように、適切な情報をタイムリーに収集、分析し、最終的には財務的な視点からサポートできるような体制を構築します。

◆経営に活かす財務情報構築の支援
「過去の結果」として位置づけられてしまっている経理情報を「将来の経営に活かす」ための有益な情報として活用できるように管理会計機能強化を支援します。

◆財務・経理人材の育成支援
現在の激しく変化する環境や事業の再生という厳しい環境で、経営者をしっかりとサポートできる財務・経理担当者に必要な思考、視点、スキル、行動の育成を支援します。

○ 様々な面からのサポートが可能

一口でコンサルティングといっても、その方法は数多くあります。実行できる方法の多さが、コンサルティング会社の力量といっても過言ではないでしょう。レジリエンスは、海外進出の実行支援などの中小企業経営相談・経営革新計画における財務・経理機能強化支援など様々な面から経営をサポートすることができます。
東京はもちろん、埼玉・神奈川エリアにも対応可能ですので、資金調達をはじめ経営サポートのご相談なら、ぜひレジリエンスをご利用ください。

Our Core Competence

事業再生コンサルティング領域

『収益改善余地のロジック化』
~機会ロスを金額で算出する独自メソッド~


再生企業の早期黒字化、キャッシュフローの正常化に一番必要なのは、「現状発生している機会ロス」を徹底して潰していくことです。
機会ロスの算出とは、本来であれば収益化できていたはずの機会を自社の対応不足によりどの程度失っているのかを具体的な金額で算出することです。
<2つの効果>
★ 機会ロスへの対策は、短期間で当該事業の収益改善を実現できます。
★ 収益改善金額を目の当たりにすることにより、再生に向け社員の強い意欲を束ねることができます。

『ステークホルダーズ・アライメント』
~ステークホルダーの利害と変革に向けた社内緊急課題の方向性を短期間でまとめる手法~


再生の初期段階において、金融機関は企業の経営者と社員の変革へのコミットの度合いや再生計画の実現可能性等を確認したいと思っており、一方企業側は金融機関の支援スタンスやその条件等を把握したいという考えを持っています。
両者の利害を知ったうえで、再生に向けた方向づけを金融機関と企業の両社の間に入りまとめていくという「第3者の存在」としての役割を担います。

『プロアクティブマネジメント(先手管理)』
~「論理のチカラ化」~


機会ロスを解消し早期黒字化とキャッシュフローを正常化するためには、収益改善目標金額を達成する上で障害となるリスクを予測し、先手、先手でそれらのリスクに対する打ち手を実行する仕組みが必要となります。
「論理のチカラ化」とは、
機会ロスを定義し、改善効果を正しく金額換算したうえでその改善を可能にするためのロジックを四則演算で構築し、社内の関係者を巻き込みながら施策を実行し、週単位でその実行状況と効果をモニタリングし、目標と実績の間にマイナスギャップが発生した場合はより早く対策を打つことができる一連の仕組みのことです。
 多くの再生企業を支援してきた経験から、何が最も短期間で収益改善できるマネジメントの仕組みなのかを知っていることが強みとなっています。

『コンフロンテーション(事実の直視)』
~「感情のチカラ化」~


再生に向けた変革の実行には短期間での成果創出が望まれるため、 事業の現状を事実として直視していただく手法を組織内に組み込む手法も効果的と考えています。

「感情のチカラ化」とは、
社員は理屈(論理)のみでは動かないため、「何が問題なのか、その原因は何か、なぜそうした状況を自分たちは放置してきてしまったのか」について、具体的な事実にもとづき徹底的に社員同士で議論してもらいます。
議論の中で生み出される感情を変革のドライビングフォースとして使うことで、 問題を放置せず、「やるべきことを、やるべきタイミングで、やり切る」ことを終始一貫して要求し続けていく手法を導入する点が私たちのコンサルティング手法のユニークな点です。

『レスポンシビリティー・エンラージメント(責任の増大化)』
~経営マインドの短期育成メソッド~


例えば新商品上市リードタイムの短縮を図るという打ち手を実行する際、開発、製造、技術、設計、営業部の部署が組織横断的に関連するため、各職域の考え方が制約となり機会ロスの解消が遅れることがあります。
このように、クロスファンクショナルな改善を進めるためには強い“旗振り役”が必要になります。
現在の職位や既成概念を乗り越え、やる気のある問題意識の高い人材を抜擢し、再生事業責任者に据え、そのリーダーの経営マインドを短期間で育成していきます。

『タップジアンタップド(常識化した問題の事業化)』
~ビジネスモデルの構築方法~


再生に向けた取り組みの過程で、「レスポンシビリティー・エンラージメント(責任の増大化)」を経験した人材が複数育成されてきた段階で、将来のビジョンや事業戦略に関するディスカッションを開始します。
経営マインドが高い人材とのディスカッションにより、戦略の「質」と「実効性」がより深まり、自然に組織の中に浸透する土壌を形成します。
ディスカッションの狙いは、新しいビジネスモデルの創造するために、まずは、社内で「常識化した問題」を洗い出し、その解決をユニークかつ斬新なポジショニングが可能な新たなビジネスモデルに転換できる支援を行います。

『デザインオブエクスペリメンツ(実行計画の立案と実行)』
~プロトタイプの立ち上げ~


再生企業が新しいビジネスモデルを構築するうえで重要なことは、プロトタイプ(新しいビジネスモデルの小さなユニット)を定義し、そのプロトタイプの事業収益を黒字化し、初期投資の回収を3年以内に勝ち取ることが成功と考えています。
成功に必要なことは、再生企業の「生産・開発・販売」を横断的に俯瞰し、最もシナジー効果(マイケルポーター言う「フィットのある活動」)を生み出せる戦略的経営課題を設定することです。次に、その成功に向け数々のフィールド実験を計画・実行・検証することです。そして最後は、プロトタイプ事業の将来的な分社化を視野に入れ、プロトタイプ事業のPL・CFとその改善施策を既存事業から切り離して管理し、再生ファンド等からの大型資金調達の可能性を広げることにあります。

『再生インキュベーションファンド組成の組成』
~必要資金を調達するメソッド~


「再生インキュベーションファンド」とは、当社が考えた造語です。再生企業にとって、再生過程での資金調達は困難を極めます。当社は新しい事業モデルの事業価値拡大の可能性を「デザイン・オブ・エクスペリメンツ」による多くの実験を通して証明し、投資家からの資金調達を可能にします。
当該ファンドのサイズは、あくまでも新しいビジネスモデルのプロトタイプの成功に最低限必要な資金の調達を目的としていることから、小規模なものとなります。
当社はあくまでも支援先企業の自力再生を目的とし、当該ファンドでは経営権を握るスキームではなく、マイノリティー株主として再生を支援することにあります。支援先企業との信頼関係を“座標軸”とする考え方を大切にしているからです。
「再生インキュベーションファンド」のエグジットは、投資後3年以内を目指します。新しいビジネスモデルのプロトタイプの事業成長力を客観的に論理立てすることによる企業価値向上をもとに、エクイティの買い戻しを投資先企業にして頂きます。

中小企業の海外進出コンサルティング領域

EU市場への進出支援

EU市場に精通し、製造・販売・流通等のネットワークを既に構築済みのスウェ―デンやハンガリーを始めとするヨーロッパ諸国の民間企業との提携等をはかるためのスキーム作りから提携に向けた交渉業務を行います。

費用対効果の検証を前提とした実現可能性の高い海外事業の収支計画の立案

事業継続性、海外進出準備資金調達コストの低減、資金回収期間の短縮、投資利益率の向上等の海外での事業開始に伴うリスクを洗い出し、検証を行なう点が強みです。

豊富なメソッドによる事業再生

事業再生コンサルは、様々な検証を行いリスクとロスを徹底的に洗い出すことが大切です。
そうすることで企業の現状を把握し、再生に向けた運転資金融資などの資金調達の計画を立案することができます。レジリエンスでは、他社には真似できない様々なメソッドを用いたコンサルによって企業様のサポートを行っています。東京だけでなく神奈川エリアにも対応していますので、事業再生コンサルの依頼を考えている経営者様は、ぜひレジリエンスへご相談ください。

お問い合わせ

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